「風邪をひきやすい」を卒業!内科医が教える冬の免疫力を劇的に高める秘訣
執筆・監修:荻野 修平(医師)
専門分野:予防医学、栄養学、内科全般
「風邪をひきやすい人」と「ひきにくい人」の決定的な違い
気温が本格的に下がり始め、インフルエンザや風邪が流行する季節となりました。「私は毎年必ず風邪をひく」と諦めている方はいませんか?
実は、「風邪をひきやすい人」と「ひきにくい人」の間には、免疫力の働きに決定的な違いがあります。そして、その免疫力は、日々の生活習慣や栄養摂取によって劇的に変えることが可能です。
今回は、予防医学を専門とする内科医の視点から、冬の感染症に負けない体を作るための免疫力を高める秘訣を解説します。
内科医が語る!免疫力を左右する3つの要素
免疫力は、以下の3つの要素が複雑に絡み合って機能しています。
1.「腸」の環境:
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免疫細胞の約7割は腸に集中しています。腸内環境が乱れていると、免疫細胞の働きが鈍くなり、感染症にかかりやすくなります。
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▶腸内環境の重要性はこちら: 「腸内環境がカギ!内科医が教える免疫力と健康な体づくり」
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2.「体温」の維持:
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体温が1℃下がると、免疫力が30%以上低下すると言われています。冷えは血行を悪化させ、免疫細胞の運搬を妨げます。
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▶体温管理の重要性はこちら: 「『体温1℃アップ』で免疫力が劇的に変わる?内科医が教える冬に向けた体温管理術」
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3.「ストレスと睡眠」:
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慢性的なストレスや睡眠不足は、自律神経を乱し、免疫細胞の働きを抑制します。質の高い睡眠は、免疫システムを修復する時間となります。
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予防医学!免疫力を劇的に高める「栄養と習慣」
冬の感染症に負けない体を作るための具体的な対策をご紹介します。
1.免疫力を高める「ゴールデン栄養素」:
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ビタミンD: 免疫細胞の働きを調整し、活性化させます。魚介類やキノコ類、そして適度な日光浴で補給しましょう。
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タンパク質: 免疫細胞や抗体の材料となります。肉、魚、卵、大豆製品をバランス良く摂りましょう。
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2.「腸活」で免疫細胞を活性化:
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ポイント: 善玉菌を増やす発酵食品(ヨーグルト、納豆)と、そのエサとなる食物繊維を積極的に摂り、腸内環境を最適化しましょう。
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3.「適度な運動」で血行を促進:
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ポイント: 軽いウォーキングや筋トレは、血行を改善し、体温を上げることで免疫細胞を活性化させます。
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静岡ひかり医院からのメッセージ

「風邪をひきやすい」体質は、生まれつきのものではありません。日々の生活習慣と栄養を見直す予防医学のアプローチで、冬の感染症に負けない体を作りましょう。
【参考資料】
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厚生労働省「e-ヘルスネット:免疫・感染症」:https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/food/e-05-002.html
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日本医師会「健康と睡眠」:https://www.med.or.jp/forest/health/sleep/01.html
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(参考)文部科学省「日本食品標準成分表」:https://www.mext.go.jp/a_menu/syokuhinseibun/mext_01110.html
【免責事項】
このブログ記事は一般的な情報提供を目的としており、個別の症状の診断や治療を代替するものではありません。ご自身の体調に不安がある場合は、必ず医療機関を受診し、医師の指示に従ってください。
