【新年度スタート!働く人のための最新セルフケア術】
4月は心も体も疲れやすい…働く人の“春バテ”に要注意
新年度が始まり、職場や生活環境が変わったという方も多いこの時期。
やる気はあるのに「なんだか体が重い」「集中できない」――そんな不調、実は“春バテ”かもしれません。
寒暖差・生活リズムの変化・ストレスなどが重なる4月は、働く世代にとっても自律神経が乱れやすい時期。
放っておくと、生活習慣病やメンタル不調にもつながるリスクがあります。
ここでは、今すぐできる“セルフケア”の具体的な方法をわかりやすく紹介します。
なぜ春は体調を崩しやすいのか?
【1】寒暖差で自律神経が乱れる
→ 朝晩の冷え込みと日中の温暖差が大きく、自律神経がうまく働かなくなる
【2】生活リズムが不規則になりがち
→ 異動・転勤・新年度スタートで睡眠時間や食事のタイミングが乱れる
【3】ストレスが多く、無自覚な疲れが溜まりやすい
→ 新しい人間関係や業務への適応で、心身が過剰に緊張状態に
忙しい人でもできる!セルフケアの基本3選
【1】朝食を抜かない&“たんぱく質”を意識
→ 朝食は自律神経を整えるスイッチ。卵や納豆、ヨーグルトなどでたんぱく質を補給すると◎
【2】仕事中は“深呼吸&軽いストレッチ”を習慣に
→ スマホ・PC作業で交感神経が優位になりやすいため、1時間に1回、肩回し・首のばし・ゆっくり深呼吸を取り入れる
【3】“スマホ断ち時間”を夜に確保する
→ 睡眠の質を高めるには、就寝前1時間はスマホ・PCから離れる時間をつくるのが理想
サポートしてくれる栄養素とは?
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ビタミンB群(疲労回復・神経の安定):豚肉・玄米・大豆製品
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ビタミンC(ストレス緩和・免疫力UP):柑橘類・キウイ・ブロッコリー
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マグネシウム(神経の鎮静):海藻類・ナッツ・ほうれん草
不足しがちな栄養素はサプリメントや栄養補助食品も上手に活用を。
こんなときは内科へ相談を
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だるさや頭痛が1週間以上続いている
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食欲不振や胃腸の不調がある
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朝起きても疲れが取れない
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健康診断で血糖値・血圧が高めだった
特に、40代以降は生活習慣病の予防も視野に入れて、早めの対応が重要です。
静岡市で“春バテ”や生活リズムの乱れが気になる方へ
静岡市でも、新年度の始まりとともに体調を崩す方が増えてきています。
当院では、体のだるさ・自律神経の不調・生活習慣病の予防や改善相談にも丁寧に対応しています。
お気軽にご相談ください。
医師紹介
静岡ひかり医院 内科担当医師 荻野修平
生活習慣病や栄養相談、オンライン診療にも力を入れています。
「病院に行くほどではないけれど気になる…」という段階から、気軽にご相談いただけます。
日々の体調や生活習慣に関するちょっとした不安も、早めに対応することで大きな病気の予防につながります。オンライン診療にも対応しておりますので、遠方の方もご自宅からご相談・ご予約いただけます。