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今年はPM2.5がしつこい!?“梅雨入り前”のだるさ・咳・不調に注意

[2025.05.16]

はじめに

5月後半に入り、「PM2.5による体調不良」が静岡市内でも話題になっています。
例年なら黄砂や花粉が落ち着く頃ですが、今年はPM2.5の濃度が高止まりし、湿気も重なることで不調を訴える方が急増中。咳、喉の違和感、だるさ、頭痛といった症状が目立ち始めています。

 

PM2.5と湿気が体に与える影響

PM2.5は非常に小さな粒子状物質で、呼吸器に入り込み、炎症や不調を引き起こします。
湿気が高まるとこれらの粒子が空気中にとどまりやすくなり、体への影響がさらに強くなるのが特徴です。

体に現れる症状としては


・喉のイガイガや咳
・鼻水や鼻づまり
・頭痛や重だるい疲労感
・目の違和感やかゆみ


が代表的です。アレルギー体質の方や呼吸器に不安がある方は特に注意が必要です。

 

今年のPM2.5はなぜ“しつこい”のか

2025年は、例年以上にPM2.5の影響が長引いています。
その背景には、


・春先からの大陸由来の大気汚染物質
・気圧配置の影響で大気が停滞しやすい環境
・換気しにくい天候が続くこと
が挙げられます。

 

また、花粉症シーズンが終わった安心感から、対策が甘くなる時期でもあり、知らず知らずのうちに体調を崩してしまう方が増えています。

“梅雨入り前”に悪化する理由

5月後半から6月にかけては、湿度や気圧の変動が大きくなります。
このタイミングで


・自律神経の乱れ
・呼吸器への負担
・慢性的な疲労感


といった症状が表面化しやすくなるのです。

「なんとなく調子が悪い」「風邪でもないのに咳が続く」という方は、PM2.5と湿気による影響を疑ってみましょう。

 

PM2.5+湿気対策の基本

まずは、毎日の生活でできる対策を意識することが大切です。

 

・PM2.5予報をチェックし、濃度が高い日は外出を控える
・外出時は高機能マスクを着用し、帰宅後はうがい・洗顔を徹底
・室内では空気清浄機を活用し、空気の質を保つ
・こまめに水分補給をし、喉や粘膜を乾燥させない
・無理せず休養をとり、免疫力を維持する

 

特に「なんとなく不調が続く」という方は、早めのケアが重要です。

 

食事からできる体調管理

PM2.5や湿気に負けない体をつくるためには、食事からのサポートも欠かせません。

 

・抗酸化作用があるビタミンC(キウイ、ブロッコリー、いちご)
・粘膜を守るビタミンA(人参、かぼちゃ、ほうれん草)
・免疫力を高めるたんぱく質(魚、大豆、鶏肉)
・炎症を抑えるオメガ3脂肪酸(青魚、えごま油)

 

これらを意識しつつ、バランスの良い食事を心がけましょう。

 

静岡ひかり医院でできること

当院では、PM2.5や湿気による体調不良でお困りの方に、以下のような対応を行っています。

・咳や喉の違和感、鼻炎症状の診察
・気管支炎、咳喘息、アレルギー疾患の診断と治療
・内服薬や吸入薬の処方
・生活環境やセルフケアのアドバイス
・オンライン診療での相談対応(外出が難しい方も安心)

「風邪ではなさそうだけど、体調がすっきりしない」
そんな時は、遠慮なくご相談ください。

 

まとめ|“今”だからこそ体調管理を

PM2.5と湿気が重なる“梅雨入り前”は、体調不良が長引きやすい時期です。
症状が軽いうちにしっかりケアし、これ以上の悪化を防ぐことが大切です。

静岡ひかり医院では、季節ごとの不調にも総合的に対応しています。
内科はオンライン診療にも対応しており、初診の方もLINEからご予約いただけます。
まずはお気軽にご相談ください。

 

【担当医紹介】

この記事は、静岡ひかり医院 内科担当医
荻野 修平(おぎの しゅうへい)医師が監修しています。

総合内科・予防医療・栄養指導を専門とし、季節性の体調不良や呼吸器症状に対しても、
一人ひとりに合わせた丁寧な診療を行っています。

 

 

 

▼LINEから予約・相談できます

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