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春の体調不良は"気温差アレルギー"かも?風邪じゃない不調に注意

[2025.05.14]

春は暖かいはずなのに、なんだか調子が悪い…


そんな声が今、非常に増えています。

「くしゃみ・鼻水が出るけど、花粉はもう終わったはず」
「喉がイガイガするのに、風邪薬が効かない」
「朝晩だけ体がだるい…なんで?」

その原因、もしかしたら“気温差アレルギー”かもしれません。

 

気温差アレルギーって何?

正式には「血管運動性鼻炎」と呼ばれることもありますが、
気温の急激な変化が原因で起こるアレルギー様の反応です。

春先から初夏にかけては、

  • 朝晩の寒暖差

  • 室内外の温度差(冷房の影響)

  • 気圧や湿度の変化
    などが大きく、これが体に負担をかけてしまいます。

 

こんな症状があれば“気温差アレルギー”かも

  • 朝晩にくしゃみ・鼻水・鼻づまり

  • 喉がイガイガして声がかすれる

  • 体がだるい、疲れやすい

  • 肌がかゆくなる、乾燥しやすい

  • 寒暖差の大きい日に頭痛がする

これらは風邪や花粉症と間違われやすいのが特徴です。

 

風邪や花粉症との違いは?

 

症状 風邪 花粉症 気温差アレルギー
発熱 あり なし なし
鼻水 黄色いことが多い 透明でサラサラ 透明でサラサラ
目のかゆみ まれ 強い 軽い〜なし
のどの痛み あり 軽い イガイガ程度
体調悪化タイミング 常時 花粉の時期 朝晩や気温差が激しいとき

「風邪っぽいけど熱がない」「花粉の時期でもないのに鼻がムズムズする」
そんな場合は“気温差アレルギー”を疑ってみましょう。

 

気温差アレルギーの対策・ケア方法

  • 体を冷やさない工夫をする(首・足首を冷やさない)

  • 天気予報をチェックし、寒暖差を見越して服装を調整

  • 空気の乾燥対策に加湿器やマスクを活用

  • 刺激物・冷たい飲み物を控える

  • 自律神経を整えるために朝日を浴びる・軽く体を動かす

体の外から防ぐと同時に、内側からも整えていくことが大切です。

 

整えたい!自律神経に効く栄養素

  • ビタミンB群(疲労回復・自律神経の働きをサポート)
     → 豚肉、卵、納豆、玄米など

  • マグネシウム(筋肉・神経の緊張を和らげる)
     → ナッツ類、海藻、バナナ

  • 鉄分(酸素供給で疲れにくい体へ)
     → ほうれん草、レバー、あさり

「きちんと食べる・しっかり休む」だけでも、気温差への耐性がついてきます。

 

静岡ひかり医院でできること

当院では、以下のようなご相談にも対応しています。

  • 風邪なのかアレルギーなのか分からない不調の診察

  • 気温差アレルギーや自律神経の乱れに対するケア

  • 必要に応じた内服薬や漢方の処方

  • 生活リズムやセルフケアのアドバイス

「なんとなく不調」でも、受診のハードルは低くて大丈夫です。

 

まとめ|“見えない寒暖差”が体に負担をかけています

春から初夏にかけての気温差は、思った以上に体に負担をかけています。
「たかが寒暖差」と軽く考えず、早めにリズムを整えることが大切です。

静岡ひかり医院では、こうした季節特有の不調にも丁寧に対応しています。
内科はオンライン診療にも対応しており、初診の方もLINEからご予約いただけます。



担当医紹介

この記事は、静岡ひかり医院 内科担当医
荻野 修平(おぎの しゅうへい) 医師が監修しています。

総合内科・予防医療・栄養指導を専門とし、
季節ごとの体調管理や生活リズムの見直しにも力を入れています。
患者さん一人ひとりに合わせた、無理のない診療を心がけています。

 

 

 

▼LINEから予約・相談できます

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