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秋になって抜け毛が増えたら要注意!内科医が教える髪の毛が伝える体のSOS

[2025.10.06]

執筆・監修:荻野 修平(医師)

専門分野:予防医学、栄養学、内科全般

 

 

「秋の抜け毛」は単なる季節の変わり目ではない

涼しくなり、衣替えの季節になりましたが、「シャンプーのたびに抜け毛が増えた」「髪の毛にハリがなくなった」と感じていませんか? 多くの人が「季節のせい」と考えがちですが、実はその抜け毛は、体の内側が悲鳴を上げているSOSサインかもしれません。

今回は、内科医の視点から、秋の抜け毛が示す体のサインを解説し、根本的な改善のための予防医学的なアプローチをご紹介します。

 

内科医が語る!抜け毛の原因となる3つの内部サイン

髪の毛は、全身の血流と栄養状態が反映されるバロメーターです。以下の要因は、内科的なアプローチで改善可能です。

  1. 血流の悪化(冷え・自律神経の乱れ):

    • 寒暖差が激しい秋は、自律神経が乱れやすく、全身の血行が悪化します。頭皮への血流が滞ると、髪の成長に必要な栄養が届かなくなり、抜け毛が増えます。

  2. 慢性的な栄養不足:

  3. 甲状腺機能の異常:

    • 女性に多い甲状腺機能の異常(亢進症や低下症)は、薄毛や抜け毛の直接的な原因となることがあります。内科で血液検査を行い、ホルモンバランスをチェックすることが重要です。(日本皮膚科学会より)

 

予防医学!髪の毛から体を改善する3つの習慣

外用薬に頼る前に、まずは体の内側から髪を育てる習慣を身につけましょう。

  1. 「血流改善」を意識した食事:

    • ポイント: 体を温める根菜類や、血流を促すビタミンE(ナッツ類、アボカド)を積極的に摂り、頭皮への血流を確保しましょう。

  2. 「良質なタンパク質とミネラル」の補給:

    • ポイント: 髪の主成分となる良質なタンパク質や、亜鉛、鉄分を意識して摂取します。

  3. ストレス管理と質の高い睡眠:

 

静岡ひかり医院からのメッセージ

抜け毛は、体が発する深刻なサインかもしれません。自己判断せず、一度内科で体の内部的な問題がないかチェックすることをおすすめします。

 

静岡ひかり医院について

静岡ひかり医院は、内科医が生活習慣病の予防と管理を、眼科専門医が目の健康をサポートするクリニックです。

 

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【参考資料】


【免責事項】 このブログ記事は一般的な情報提供を目的としており、個別の症状の診断や治療を代替するものではありません。ご自身の体調に不安がある場合は、必ず医療機関を受診し、医師の指示に従ってください。

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