TREATMENT
TREATMENT
DISEASE
白内障とは、眼の中のレンズの役割をする水晶体がにごる病気です。白内障の初期の段階ではあまり自覚症状がない場合が多く、気が付きにくい病気です。
一度白内障にかかると、自然と治癒することはないので、治療が必要になります。
治療方法は大きく分けて下記の2つです。
症状が軽度で、日常生活に支障がない程度であれば、目薬を使って白内障の進行を遅らせることができます。しかし、症状を改善したり、視力を回復させることはできません。白内障が進行して仕事や生活に支障がみられる場合には、外科的手術が行われます。
白内障が進行して仕事や生活に支障がみられる場合には、外科的手術を行います。主な自覚症状として、「見えにくくなった」「以前よりものがかすんで見えるようになった」などがある場合や、自動車を運転される方であれば、メガネをかけても視力が0.7に達しない場合が手術の対象になります。当院では全例日帰り白内障手術となります。
眼瞼下垂とは名前の通り、まぶたが垂れ下がってきて見えにくくなる病気です。まぶたを上げる筋肉が様々な原因で弱くなってしまう事で眼瞼下垂が生じてしまいます。
眼瞼下垂の治療は主に手術になります。まぶたを吊り上げる筋肉を短くする手術を行い、眼瞼下垂を改善していきます。手術は局所麻酔で行います。まぶたの皮膚に麻酔の注射をします。手術後はまぶた周囲の腫れや内出血が生じますが時間とともに軽快していきます。
翼状片とは結膜(白目)の一部が異常に繁殖して、進行すると角膜(黒目)の上に膜が覆いかぶさるようになってしまう目の病気です。
見た目が気になる場合や、膜が黒目まで進行してきて視力低下を来す場合は手術を行い、翼状片を取り除きます。翼状片は再発しやすい病気な為、再発予防の為に薬剤を使用する事もあります。
視神経が圧迫、障害されることで視野が欠損していく病気です。40歳以上の日本人の約5%(20人に1人)が緑内障であると予測され、日本の失明原因一位となっています。
緑内障は眼圧を下げる事ができれば進行を防止したり、遅らせたりする事ができる可能性のある病気です。治療方法には下記の3種類があります。
緑内障は薬物療法が基本的な治療法になります。眼圧下降効果のある目薬を点眼する事で眼圧を下げて進行を遅らせる事を目的に処方されます。目薬の種類も様々な物があり、進行の程度や緑内障のタイプに応じた目薬が使用されます。
2種類あり、虹彩(いわゆる茶目)にレーザーで孔を開けて目の中の水(房水)の流れを変える事により眼圧を下降させるものと、線維柱帯にレーザーを照射する事で房水の排出を促し、眼圧を下降させるものがあります。
薬物療法やレーザー治療では眼圧下降効果が弱い場合に手術を行います。手術はいくつかの方法がありますが病状に合わせて手術方法を選択します。
SURGERY
当院では、アルコン社のCENTURION VISION SYSTEM®と最新のハンドピース CENTURION ACTIVE SENTURY®を導入しています。これらは、水晶体の圧倒的な破砕力とコンピューターとセンサーに制御された眼圧安定システム搭載し、手術中の圧迫感や合併症のリスクを軽減し、これまで以上により眼に負担の少ない安全な手術が可能になります。
点眼による局所麻酔をします。
黒目と白目の境目に小さな切れ目を入れます。
切れ目から器具を入れ、超音波で袋に入った水晶体を細かく砕きながら吸引して取り除きます。
空になった水晶体の袋に、人工の眼内レンズを小さく挿入して広げてます。
傷口はとても小さいため縫わずに終了します。
NECESSARIES