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眼科診療について

目の病気について

白内障

白内障とは、眼の中のレンズの役割をする水晶体がにごる病気です。
白内障の初期の段階ではあまり自覚症状がない場合が多く、気が付きにくい病気です。

症状
  • 物がぼやけて見える
  • まぶしい(日中の日射しがつらい、夜間のヘッドライトがまぶしい)
  • 眼が疲れやすい
  • 眼鏡やコンタクトレンズを作り直しても視力が回復しない
治療について

一度白内障にかかると、自然と治癒することはないので、治療が必要になります。
治療方法は大きく分けて下記の2つです。

薬物療法

症状が軽度で、日常生活に支障がない程度であれば、目薬を使って白内障の進行を遅らせることができます。
しかし、症状を改善したり、視力を回復させることはできません。
白内障が進行して仕事や生活に支障がみられる場合には、外科的手術が行われます。

手術

白内障が進行して仕事や生活に支障がみられる場合には、外科的手術を行います。
主な自覚症状として、「見えにくくなった」「以前よりものがかすんで見えるようになった」などがある場合や、自動車を運転される方であれば、メガネをかけても視力が0.7に達しない場合が手術の対象になります。
当院では全例日帰り白内障手術となります。

眼瞼下垂症 ※手術は対応してません。ご紹介になります。

眼瞼下垂とは名前の通り、まぶたが垂れ下がってきて見えにくくなる病気です。
まぶたを上げる筋肉が様々な原因で弱くなってしまう事で眼瞼下垂が生じてしまいます。

症状
  • まぶたが重く目が開けづらい
  • 目が疲れやすい
  • 眠たそうな印象にみられる
  • 瞳にまぶたがかかってしまい物が見えにくくなる

翼状片 ※手術は対応してません。ご紹介になります。

翼状片とは結膜(白目)の一部が異常に繁殖して、進行すると角膜(黒目)の上に膜が覆いかぶさるようになってしまう目の病気です。

症状
  • 炎症部分が盛り上がってまばたきをすると目がゴロゴロする
  • 黒目まで膜が進行してしまうと視力低下が生じる

緑内障 ※レーザー・手術は対応しておりません。ご紹介になりますのでご了承ください。

視神経が圧迫、障害されることで視野が欠損していく病気です。
40歳以上の日本人の約5%(20人に1人)が緑内障であると予測され、日本の失明原因一位となっています。

症状
  • 進行すると視野が狭くなってくる・欠けてくる
  • 眼圧上昇による目の痛み、頭痛、吐き気、霞目、視力低下等
治療について

緑内障は眼圧を下げる事ができれば進行を防止したり、遅らせたりする事ができる可能性のある病気です。
治療方法には下記の3種類があります。

薬物療法

緑内障は薬物療法が基本的な治療法になります。
眼圧下降効果のある目薬を点眼する事で眼圧を下げて進行を遅らせる事を目的に処方されます。
目薬の種類も様々な物があり、進行の程度や緑内障のタイプに応じた目薬が使用されます。

レーザー治療

2種類あり、虹彩(いわゆる茶目)にレーザーで孔を開けて目の中の水(房水)の流れを変える事により眼圧を下降させるものと、線維柱帯にレーザーを照射する事で房水の排出を促し、眼圧を下降させるものがあります。

手術

薬物療法やレーザー治療では眼圧下降効果が弱い場合に手術を行います。
手術はいくつかの方法がありますが病状に合わせて手術方法を選択します。

白内障の手術について

当院では、アルコン社のCENTURION VISION SYSTEM®と最新のハンドピース CENTURION ACTIVE SENTURY®を導入しています。
これらは、水晶体の圧倒的な破砕力とコンピューターとセンサーに制御された眼圧安定システム搭載し、手術中の圧迫感や合併症のリスクを軽減し、これまで以上により眼に負担の少ない安全な手術が可能になります。

手術の流れ

  1. 点眼による局所麻酔をします。
  2. 黒目と白目の境目に小さな切れ目を入れます。
  3. 切れ目から器具を入れ、超音波でにごった水晶体を細かく砕きながら吸引して取り除きます。
  4. 空になった水晶体の袋に、眼内レンズを小さく折りたたんで挿入します。
  5. 傷口はとても小さいため縫わずに終了します。

手術前後の流れと注意点

手術前
  • 眼の清潔を保つために抗生物質の点眼薬を手術3日前より、手術当日までつけていただきます。
  • 飲食の制限はありません。普段飲んでいるお薬もいつも通りお飲みください。
  • 顔色をみるため当日はお化粧をしないで下さい。
  • 散瞳薬にて瞳孔をひらくため見づらくなります。また、安定剤を飲むため車の運転はご遠慮ください。
手術後
  • 手術後は30分安静にして、体調の変化がなければお帰りいただけます。
  • 翌日の診察までは保護用眼鏡をかけて頂きます。
  • 感染を防ぐため、5日間は就寝時も保護用眼鏡をかけていただきます。
  • 手術後の点眼は医師の指示に従い、しばらく続ける必要があります。
  • 入浴、洗顔、洗髪は手術後5日間出来ません。首から下のシャワー浴は可能です。
  • 手術翌日、3日目、5日目もしくは7日目に診察がありその後も定期的な診察が必要になります。

お持ちいただくもの

初診
  • マイナ・保険証
  • 各種受給者証(※お持ちの方のみ)
  • コンタクトケース(コンタクトレンズを使用中の方)
再診
  • マイナ・保険証
  • 診察券
  • コンタクトケース(コンタクトレンズを使用中の方)

※確認のため、月に一度ご提示ください。
※現在お使いのメガネ・コンタクトレンズ、お薬手帳や他院での点眼薬・内服薬 などがあればお持ちください。

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