連休明けがつらい…それ、“五月病”かもしれません
ゴールデンウィーク明け、体や心がつらいと感じていませんか?
「なんとなくやる気が出ない」
「眠りが浅くて疲れがとれない」
「胃が重たい…でも病気ってほどじゃない」
そんな症状が出るのは、“五月病”かもしれません。
環境の変化や連休明けの気分の落ち込みからくるもので、今の時期、誰にでも起こり得ます。
五月病って何?どうして起きるの?
五月病とは正式な病名ではなく、心や体に出るストレス反応のこと。
特に以下のような変化が多い人に起こりやすいと言われています。
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4月に進学・就職・異動などがあった
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新しい人間関係や仕事にまだ慣れていない
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連休中に生活リズムが崩れてしまった
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真面目で責任感が強いタイプ
心のエネルギーが疲れている状態のまま、元の生活に戻ろうとすると、体もついてこなくなり、不調が現れます。
こんな症状があったら要注意
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眠れない、朝起きられない
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食欲がない、胃がムカムカする
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イライラしやすい
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頭が重い、体がだるい
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気分が沈んでやる気が出ない
どれもよくあることのように思えますが、続くと生活に支障が出てきます。
「疲れてるだけかも…」と思わず、体と心からのサインに目を向けましょう。
五月病を防ぐ・整えるためにできること
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生活リズムを整える(起床・就寝・食事の時間)
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朝起きたら日光を浴びて体内時計をリセット
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軽い運動やストレッチで自律神経を整える
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仕事とプライベートの切り替えを意識する
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完璧を求めすぎない、“少し休む”も選択肢に
「がんばろう」と無理をしすぎるより、「ちょっと調子を見ながら動こう」くらいがちょうどいい時期です。
食事や栄養面でできるサポート
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ビタミンB群(疲労回復・脳の働きを助ける)
→ 豚肉、納豆、卵、玄米など -
トリプトファン+ビタミンB6(心の安定に関与)
→ バナナ、マグロ、豆腐 -
鉄分・マグネシウム(だるさ・イライラ対策)
→ ひじき、ほうれん草、ナッツ類
食事が乱れやすい時期だからこそ、「できる範囲で少し意識する」だけでも体は応えてくれます。
静岡ひかり医院でできること
当院では、次のようなご相談にも対応しています。
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原因不明のだるさ・不調への内科的評価
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睡眠や生活習慣についてのアドバイス
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胃腸やホルモンバランスのチェック
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必要に応じた漢方や軽いお薬の提案
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ご希望があればオンライン診療での対応も可能
「病気ではないけど調子が悪い」とき、気軽に相談できる窓口としてご利用ください。
まとめ|“五月病”は誰にでも起こり得る心と体の反応です
連休明けのこの時期は、誰でも心や体が少し疲れているものです。
無理にがんばろうとせず、「気になる不調」をそのままにしないことが大切です。
静岡ひかり医院では、内科でのオンライン診療や生活習慣の相談も含めて、初診からサポートしています。
「これって受診したほうがいいの?」という方も、まずはLINEからお気軽にご相談ください。
担当医紹介
この記事は、静岡ひかり医院 内科担当医
荻野 修平(おぎの しゅうへい) 医師が監修しています。
総合内科・予防医療・栄養指導を専門とし、
“病気ではないけど不調”にこそ丁寧に向き合う診療を心がけています。
自律神経の乱れや生活リズムの崩れにも対応しています。