脂肪肝
脂肪肝とは？原因・症状・生活改善方法を解説
健康診断で「脂肪肝の疑い」と言われたけれど、自覚症状もないしそのままにしていませんか？
脂肪肝は放置すると肝炎や肝硬変につながる可能性もあるため、早めの対応が大切です。
生活習慣の見直しによって改善が見込める疾患のため、「まだ大丈夫」と思わずに、一度ご自身の生活を振り返ってみましょう。
脂肪肝とは？原因と背景
脂肪肝とは、肝臓に脂肪が過剰に蓄積された状態を指します。
主に食生活の乱れや過食、アルコールの摂りすぎ、運動不足が原因となりますが、最近では「非アルコール性脂肪肝疾患（NAFLD）」と呼ばれる、アルコールを飲まない人にも発症する脂肪肝が増えています。
静岡市内でも健診結果で指摘される方が多く、生活習慣病の一部として見逃せない状態です。
脂肪肝で見られる症状
多くの方は無症状で過ごしていますが、進行すると以下のような症状が現れることがあります。
- 疲れやすさや倦怠感
- 右上腹部の不快感
- 機能検査（AST/ALT）の異常値
自覚が乏しいため、健診での指摘が初めてのサインになることが多く、油断できない疾患です。
脂肪肝の検査と診断
血液検査でASTやALTといった肝機能の数値が上昇している場合、脂肪肝が疑われます。
当院では、詳細な血液検査と、必要に応じて画像検査を行い、他の肝疾患との鑑別も含めて診断を進めます。
治療と生活習慣の改善
脂肪肝の基本的な治療は、食事と運動を中心とした生活習慣の見直しです。
体重を5～10％減らすことで肝機能が改善する例も多く見られます。
当院では、必要に応じて管理栄養士と連携し、無理のない改善計画を一緒に立てていきます。
こんな方は一度ご相談ください
- 健康診断で脂肪肝や肝機能異常を指摘された方
- 最近体重が増えたと感じる方
- お腹周りの脂肪が気になる方
- 糖尿病や高脂血症を併せてお持ちの方
まとめ
脂肪肝は早期に生活習慣を見直すことで、改善できる可能性の高い疾患です。
静岡市で脂肪肝のご相談をご希望の方は、ぜひ当院にご相談ください。
内科医が丁寧に診察し、無理なく続けられる改善法を一緒に考えます。