眼精疲労
眼精疲労とは?目の疲れがなかなか取れない方へ
「長時間パソコンやスマホを見ると目が痛い」
「夕方になると視界がぼやける」「目の奥が重い」――
こうした症状が続いている方は、「眼精疲労」の可能性があります。
単なる“目の疲れ”と思って放置していると、頭痛や肩こり、集中力の低下など、全身の不調につながることもあります。
眼精疲労とは?原因と背景
眼精疲労とは、目の使い過ぎなどによって、目の痛みや見えづらさ、頭痛などが継続的に現れる状態です。
休憩や睡眠を取ってもなかなか改善しないのが特徴で、背景には複数の原因が絡んでいることが多いです。
代表的な原因は以下の通りです。
- 長時間の近距離作業(スマホ、PC、読書など)
- ドライアイ(涙の質や量の低下)
- メガネやコンタクトが合っていない
- 屈折異常(軽度の遠視・乱視など)の放置
- ストレスや睡眠不足
- 更年期、全身疾患(自律神経の乱れ、糖尿病など)
眼精疲労で見られる症状
- 目の奥の重だるさ、痛み
- 視界がかすむ、ピントが合いづらい
- 目の乾燥、充血、まぶしさ
- 頭痛、肩こり、吐き気
- 集中力の低下、眠気
これらの症状が数日〜数週間続いている場合は、目だけでなく全身のサインとしても見逃せません。
当院での診察と検査
静岡ひかり医院では、眼精疲労の原因を総合的に判断し、以下のような検査・診療を行います。
- 視力・屈折・調節機能の確認
- ドライアイ検査(涙の量や質)
- 眼圧や眼底検査(必要時)
- 生活習慣のヒアリング(睡眠・作業時間など)
- メガネ・コンタクトの度数チェック
それぞれの症状に応じて、目薬の処方、眼鏡調整のアドバイス、生活改善の提案を行います。
治療とセルフケア
- 適切な点眼薬の使用(ドライアイ、眼精疲労向け)
- 合ったメガネやコンタクトの見直し
- 「20-20-20ルール」:20分に一度、20秒間、20フィート先を見る
- 睡眠時間の確保、ストレスケア
- ブルーライトカットの工夫(メガネ、画面設定など)
※根本の原因が眼科以外にある場合は、内科的な連携も視野に入れて対応します。
こんな方は一度ご相談ください
- 目の疲れが休んでも取れない
- 画面を見るとすぐにまぶしくなる
- 目の奥がズーンと重い感覚がある
- 市販の目薬が効かない
- 日常生活や仕事に支障が出てきている
まとめ
眼精疲労は「我慢すればなんとかなるもの」ではなく、体からの大切なサインです。
適切なケアを受けることで、日常生活の質が大きく変わることもあります。
静岡市で目の疲れや見え方の不調を感じている方は、ぜひ当院にご相談ください。