新学期・新社会人の必須チェック!視力低下を防ぐ栄養と生活習慣
新生活で視力が低下しやすい理由
新学期や新社会人としての生活が始まると、勉強やデスクワーク、スマホの使用時間が増え、目の疲れを感じる人が多くなります。視力低下は突然起こるものではなく、日々の生活習慣の積み重ねによって進行するため、早めの対策が重要です。
視力低下を引き起こす主な要因
- 長時間のスマホ・PC作業(目のピント調整機能の低下)
- ブルーライトの影響(眼精疲労・睡眠の質の低下)
- 瞬きの回数が減る(ドライアイの原因)
- 栄養不足や血流の悪化(目の細胞が十分な酸素を得られない)
視力を守るための生活習慣
1. 画面との距離と時間を意識する
- PCやスマホの画面は目から30~40cm以上離して使用する
- 1時間に1回は20秒以上遠くを見る(「20-20-20ルール」を実践)
- 画面の明るさを周囲の環境に合わせて調整する
2. ブルーライト対策を行う
- ブルーライトカットメガネやPC・スマホのナイトモードを活用
- 就寝1時間前はスマホやPCの使用を控え、メラトニンの分泌を妨げない
- スクリーンの反射を抑えるために、アンチグレアフィルムを使用する
3. 目を乾燥から守る
- 意識的に瞬きを増やし、涙の分泌を促す
- エアコンの風が直接目に当たらないように調整
- 防腐剤なしの人工涙液を使用し、目を潤す
4. 適度な運動と血流改善
- 首・肩・目の周りのストレッチを行い、血流を促進
- ウォーキングや軽い運動を取り入れ、眼精疲労を軽減
- 入浴や蒸しタオルで目の周りを温め、疲れを和らげる
視力を守るために摂取すべき栄養素
1. ルテイン・ゼアキサンチン(目の黄斑部を守る)
- ほうれん草、ケール、ブロッコリー
- 卵黄
2. ビタミンA(目の粘膜を保護・暗い場所での視力維持)
- にんじん、かぼちゃ、レバー
3. ビタミンC・E(抗酸化作用で目の細胞を保護)
- ビタミンC:オレンジ、キウイ、パプリカ
- ビタミンE:アーモンド、ナッツ類
4. DHA(網膜の機能維持をサポート)
- 青魚(サバ、イワシ、マグロ)
5. 亜鉛(視力低下を予防)
- 牡蠣、赤身肉、ナッツ類
こんな症状がある場合は眼科へ相談を
- 最近視力が落ちたと感じる
- 目の疲れや痛みが慢性的に続く
- ピントが合いにくく、ぼやけることが増えた
- ブルーライト対策をしても目の不調が改善しない
視力低下は早めに気づき、適切なケアをすることで進行を抑えられます。
違和感を感じたら、早めの眼科受診をおすすめします。
まとめ:新生活で視力を守るために
- PC・スマホとの距離と使用時間を適切に管理
- ブルーライト対策を徹底し、睡眠の質を確保する
- 目の乾燥を防ぎ、涙の分泌を促す
- 血流を改善し、目の疲れを和らげる習慣を取り入れる
- 目に必要な栄養素をバランスよく摂取する
新生活のスタートに合わせて、視力を守る習慣を身につけましょう。
目の健康について気になることがあれば、お気軽に当院までご相談ください。