【血糖値スパイクを防ぐには?静岡市の方に知ってほしい食習慣】
血糖値スパイクとは?静かに進行する「隠れ糖尿病」のリスク
「食後に急に眠くなる」「甘いものを食べるとすぐお腹が空く」
こんな症状がある方は、血糖値スパイク(グルコーススパイク)の可能性があります。
血糖値スパイクとは、食事のたびに血糖値が急上昇し、その後急降下する現象のことです。
これを繰り返すと、血管が傷つき、糖尿病のリスクが高まるだけでなく、動脈硬化や心筋梗塞、認知症の原因にもなります。
特に健康診断で「血糖値は正常」と言われた方でも、血糖値スパイクが隠れていることがあり、放置すると「隠れ糖尿病」につながります。
静岡市周辺で血糖値や生活習慣病が気になる方は、是非ご相談ください。
血糖値スパイクを引き起こす原因
✅ 食事の影響
- 白米・パン・麺類などの糖質中心の食事
- 甘いお菓子・ジュースを頻繁に摂る
- 朝食を抜くことで、昼食後の血糖値が急上昇する
✅ 運動不足
- 筋肉が少ないと、糖の代謝が悪くなり、血糖値が上がりやすくなる
✅ ストレスや睡眠不足
- ストレスホルモン(コルチゾール)は血糖値を上げる作用がある
- 睡眠不足はインスリンの働きを低下させ、血糖値が下がりにくくなる
血糖値スパイクを防ぐ食習慣とは?
1. 食べる順番を工夫する
- 野菜 → タンパク質(肉・魚・豆類)→ 炭水化物の順に食べると、血糖値の急上昇を抑えられる
- 「ベジファースト(野菜から食べる)」を意識する
2. 食物繊維をしっかり摂る
- 食物繊維は糖の吸収を穏やかにするため、血糖値の急上昇を防ぐ
- おすすめの食品:オートミール、玄米、海藻類、きのこ、豆類
3. 低GI食品を選ぶ
- GI値(血糖値の上昇度を示す値)の低い食品を選ぶと、血糖値の急上昇を防げる
- おすすめの食品:玄米、全粒粉パン、大豆製品(納豆・豆腐)、ナッツ類
4. 糖質の摂取量をコントロール
- ご飯は「少なめ」にし、おかずをしっかり食べる
- ジュースやお菓子は控え、ナッツやヨーグルトを間食にする
5. 適度な運動を取り入れる
- 食後30分以内の軽いウォーキングが、血糖値の上昇を抑える
- 筋肉を増やすことで、血糖をエネルギーとして消費しやすくなる
こんな症状が続く場合は内科へ相談を
✅ 食後に異常な眠気を感じる
✅ 甘いものが無性に欲しくなる
✅ 健康診断では正常なのに、疲れやすい・だるさがある
血糖値スパイクは糖尿病の前段階として重要なサインです。早めの対策が健康維持につながります。
静岡市周辺で生活習慣病が気になる方は、お気軽に当院までご相談ください。