5月病予防は“生活リズム”がカギ!連休明けから整える体調管理術
ゴールデンウィークが終わったあと、体と心がだるくなる…そんな経験はありませんか?
「なんとなくやる気が出ない」
「寝ても疲れがとれない」
「朝がつらくて起きられない」
これらは“五月病”のはじまりかもしれません。
でも、実は生活リズムを整えるだけで予防できるケースも多いのです。
今回は、連休明けに意識したい体調管理のコツをご紹介します。
五月病って何?どうして起こるの?
五月病とは、正式な病名ではありませんが、
「連休明けに心や体が不調になる」状態を指します。
4月からの新生活や新年度の緊張感の反動、連休中の生活リズムの乱れ、社会復帰へのストレスなどが積み重なり、
体と心がうまく切り替わらなくなることが原因です。
生活リズムが崩れると、体はどうなる?
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体内時計がずれ、睡眠の質が低下
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自律神経のバランスが乱れ、だるさや頭痛が出る
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ホルモンの分泌にも影響し、気分が落ち込みやすくなる
つまり、「寝ても疲れが取れない」「やる気が出ない」というのは、“生活のズレ”が体に出ているサインとも言えます。
今から始める!5月病を防ぐ体調管理術
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毎日同じ時間に起きる・寝る(休日もなるべく差をつけない)
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朝起きたらカーテンを開けて日光を浴びる
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夜はスマホやテレビの光を避けて早めに寝る準備をする
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食事もなるべく決まった時間にとることで、体のリズムを整える
生活リズムが安定すると、気持ちの面でも落ち着きやすくなります。
取り入れたい!体と心を整える栄養素
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ビタミンB群(エネルギー代謝と脳の働きに必要)
→ 豚肉、納豆、卵、玄米など -
トリプトファン+ビタミンB6(セロトニン=“幸せホルモン”の材料)
→ バナナ、豆腐、マグロ -
鉄・マグネシウム(集中力やイライラの軽減に)
→ ほうれん草、ナッツ類、ひじき
「食べる時間を整える」こととあわせて、こうした栄養素も意識して取り入れてみてください。
静岡ひかり医院でできること
当院では、「なんとなく不調」「生活リズムが乱れている気がする」といったご相談にも対応しています。
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睡眠の質や日常生活の聞き取り
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必要に応じた内科的チェック(貧血、ホルモンバランスなど)
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漢方や生活アドバイスによる無理のない調整
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LINEでの事前相談・オンライン診療も可能です
「病院に行くほどじゃないけど不安」という方も、遠慮なくご相談ください。
まとめ|無理せず“整える”意識で、5月を快適に
五月病は、頑張りすぎた心と体の“反動”であることが多いです。
生活リズムを少し整えるだけで、体は驚くほどスムーズに回復しやすくなります。
静岡ひかり医院では、内科的な不調や生活の乱れに対しても、丁寧に対応しています。
内科はオンライン診療にも対応しており、初診の方もLINEからご予約いただけます。
担当医紹介
この記事は、静岡ひかり医院 内科担当医
荻野 修平(おぎの しゅうへい) 医師が監修しています。
総合内科・予防医療・栄養指導を専門とし、
「まだ病気ではないけれど不調がある」方への診療にも力を入れています。
生活リズムや体のサインを大切に、無理のないアドバイスを心がけています。
▼LINEから予約・相談できます