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今年は早い?5月から始まる“隠れ熱中症”にご注意を

[2025.05.17]

はじめに

5月に入ってから、静岡市でも気温が高い日が続いています。
「まだ5月だから大丈夫」と思っていませんか?
実は、熱中症はすでに始まっており、“隠れ熱中症”にかかる方が増えています。

特に、まだ暑さに体が慣れていないこの時期は、ちょっとした油断が体調不良を招くことも。
今回は“春の熱中症”について解説します。

 

5月でも熱中症が起こる理由

熱中症というと、真夏の猛暑をイメージしがちですが、
実際は「体が暑さに慣れていない時期」の方が発症リスクが高まります。

5月は
・朝晩の寒暖差が大きい
・湿気が増えてきて体温調節がうまくいかない
・まだ体が“夏仕様”になっていない
この3つの条件が揃い、体に負担がかかります。

「まだ暑くないから」と油断して水分補給を怠ったり、無防備に過ごしてしまうことが“隠れ熱中症”の原因になります。

 

こんな症状は“隠れ熱中症”かも

  • 立ちくらみ、軽いめまい

  • なんとなく体が重い、だるい

  • 頭がボーっとする、頭痛がする

  • 食欲がない、吐き気がある

  • 汗のかき方がおかしい(全然出ない or 異常に出る)

 

これらは、初期の熱中症でよく見られる症状です。
「寝不足かな」「疲れかな」と見過ごしてしまう方が多いですが、放置すると重症化することもあります。

 

5月から始める熱中症対策

早めに対策を始めることが、体調不良を防ぐカギです。

・こまめな水分補給(のどが渇く前に飲む)
・日差しの強い日は帽子や日傘を活用
・通気性の良い服装で体温調節しやすく
・室内でもエアコンや扇風機を使い、無理に我慢しない
・入浴や軽い運動で“汗をかく習慣”を作る

特に高齢者やお子さん、屋外で働く方は注意が必要です。

 

食事からのサポートも大切

・ナトリウム(適度な塩分補給に)
・カリウム(バナナ、ほうれん草、トマトなど)
・マグネシウム(ナッツ類、豆類)
・ビタミンB群(疲労回復を助ける)

バランスの良い食事で、熱中症に負けない体作りを心がけましょう。

 

静岡ひかり医院でできること

当院では、熱中症の初期症状に対する診察・対応を行っています。
「これって熱中症かも?」という段階でも、
脱水の確認や血圧・脈拍チェック、必要に応じた処置を行います。

また、普段の生活でできる予防法や、持病がある方へのアドバイスも対応可能です。

内科はオンライン診療にも対応しており、
「念のため相談したい」という方も、LINEからお気軽にご予約いただけます。

 

まとめ|5月から始まる“隠れ熱中症”を防ぐために

5月は“まだ早い”と思われがちですが、静岡市内でも熱中症による体調不良はすでに増えています。
早めの対策が、夏本番での体調維持にもつながります。

静岡ひかり医院では、こうした季節ごとの不調にも丁寧に対応しています。
まずはお気軽にご相談ください。


静岡市駿河区/内科・眼科併設/駐車場あり/内科はオンライン診療対応・初診OK

 

【担当医紹介】

この記事は、静岡ひかり医院 内科担当医
荻野 修平(おぎの しゅうへい)医師が監修しています。

総合内科・予防医療・栄養指導を専門とし、熱中症や季節ごとの体調管理にも力を入れています。
生活背景に合わせた無理のないアドバイスを心がけています。

 

 

 

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