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『なんか耳がかゆい…』その正体は“耳カビ”?イヤホンと梅雨の落とし穴

[2025.06.14]

耳のかゆみ、湿気、イヤホン…梅雨に増える“耳カビ”って?


梅雨時期になると「耳のかゆみ」を訴える人が増えます。特に、長時間イヤホンをつけていたり、ジメジメした環境で汗をかく日が続いたりすると、耳の中が蒸れて「外耳道真菌症(いわゆる耳カビ)」のリスクが高まります。
見落とされがちなこの症状、最初はただの“かゆみ”ですが、放っておくと炎症や難聴に進展することも。まずは体調全体の視点から、医療機関での相談をおすすめします。

 

耳カビ(外耳道真菌症)とは?


耳の穴(外耳道)にカビ(真菌)が繁殖して起きる感染症です。高温多湿の環境で発生しやすく、イヤホンの長時間使用や耳掃除のしすぎで皮膚が傷つくことが原因になることもあります。

 

よく見られる症状

  • 耳の中のかゆみや違和感

  • 耳だれ(白や黒っぽい分泌物)

  • においが気になる

  • 軽い痛みやふさがる感じ

  • 聞こえにくさや圧迫感

 

イヤホン×湿気のダブルリスク


最近はワイヤレスイヤホンを常に装着している方も多く、耳の中が蒸れて真菌が繁殖しやすくなっています。さらに梅雨特有の湿気が加わることで、外耳道のバリア機能が低下しやすくなります。

免疫力の低下や持病との関連性も
糖尿病などの基礎疾患がある方では、皮膚や粘膜のバリアが弱くなりやすく、真菌感染のリスクも高まります。かゆみや違和感程度で放置せず、違和感が続くようならまず医師へ相談してください。

 

内科で対応できるケースもあります


耳の症状といっても、まずは全身状態や生活背景を踏まえた診察が重要です。内科で初期対応が可能なケースもあり、必要に応じて耳鼻科をご紹介いたします。「耳のことだから専門でないとダメ」と決めつけず、お気軽にご相談ください。

 

 

静岡ひかり医院では初期相談も受付中です


静岡ひかり医院では、全身の健康状態を踏まえた視点から、「なんとなくの不調」「少し気になる症状」についても幅広く対応しております。耳の症状も、まずは生活習慣や持病との関連から丁寧に診察。必要に応じて適切な医療機関への紹介も行っています。

 

 

 

医師紹介


本記事は、静岡ひかり医院 内科担当医・荻野修平(内科・生活習慣病・予防医療)が監修しています。
見過ごされがちな体のサインを丁寧に拾い、患者様一人ひとりの生活背景を踏まえた診療を行っています。

 

LINE予約・オンライン診療にも対応


当院では、初診の方もLINEからご予約いただけます。
「これ、病院に行くほどなのかな?」という場合も、まずはLINEからご相談ください。オンライン診療にも対応しておりますので、外出が難しい方も安心してご利用いただけます。

 

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