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感染性胃腸炎が静岡市で増加中?梅雨入り後に注意すべき体調異変とは

[2025.06.10]

梅雨入り後は感染性胃腸炎に注意が必要です


じめじめした梅雨の時期、体調を崩す方が増えています。その中でも特に注意したいのが「感染性胃腸炎」です。例年、秋から冬にかけて流行する印象がありますが、湿度の高いこの時期も油断はできません。静岡市内でも、嘔吐や下痢などの症状で受診される方が少しずつ見られるようになっています。

 

なぜ梅雨の時期に感染性胃腸炎が起きるのか


湿度と気温の上昇は、ウイルスや細菌の活動を活発にします。特にノロウイルスやアデノウイルスなどは、調理環境や家庭内でも広がりやすく、症状が急激に現れるため、突然の体調不良に注意が必要です。
また、雨天が続くと食材の保存状態や手指の衛生状態にも影響が出やすく、感染リスクが高まる傾向があります。

感染性胃腸炎の主な症状

  • 突然の下痢や嘔吐

  • 軽い発熱や腹痛

  • 食欲不振、だるさ

  • 体力の消耗による脱水傾向

※感染から症状が出るまでの潜伏期間は数時間〜2日程度で、特に小児や高齢者では重症化に注意が必要です。

 

家庭でできる予防と対策

  • 石けんと流水による手洗いの徹底(アルコールでは効果が不十分な場合あり)

  • 調理前後やトイレ後の消毒

  • 嘔吐物・排泄物の適切な処理(塩素系消毒剤や使い捨て手袋などの使用)

  • 食品の加熱と保存方法の見直し

  • 水分補給と安静

 

こんなときは早めに受診を

  • 嘔吐・下痢が1日以上続く

  • 水分が取れず脱水が疑われる

  • 乳幼児や高齢者で症状が強い

  • 血便が出る、発熱がある

自己判断で様子を見るのではなく、早めに医師の診察を受けることが大切です。

 

静岡ひかり医院の対応について


当院では、感染性胃腸炎をはじめとした急性症状に迅速に対応しています。症状や脱水の状態に応じて、点滴や内服薬の処方を行い、ご家庭での過ごし方についても丁寧に説明しています。
また、LINE予約やオンライン診療にも対応しておりますので、体調がすぐれない時も安心してご相談いただけます。

 

 

 

 

医師監修


この記事は、静岡ひかり医院 内科担当医 荻野 修平 医師(生活習慣病・予防医療)が監修しています。急性の体調変化から慢性疾患の管理まで、地域のかかりつけ医として幅広い相談に対応しています。

 

 

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