「夜になると調子が悪い」…“夏の副交感神経乱れ”が原因かも?
昼は平気なのに、夕方からだるくなる。そんな体調の波、ありませんか?
「昼は普通に過ごせているのに、夕方から頭痛がする」
「夜になると落ち込んでくる」「夜ごはんのあと、なぜかぐったりする」
このように、時間帯によって体調が変わる“日内変動”の不調を訴える人が、最近増えています。
こうした症状、もしかすると
“副交感神経がうまく働いていない”=夏特有の自律神経の乱れかもしれません。
自律神経の基本:昼は交感神経、夜は副交感神経が主役
人間の体には、体をアクティブに保つ「交感神経」と、リラックスを司る「副交感神経」があり、
この2つが交互にバランスを取りながら働いています。
本来は…
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朝〜昼:交感神経優位(活動)
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夕方〜夜:副交感神経優位(休息・回復)
というリズムで切り替わるはずなのですが、
夏はこのリズムが崩れやすい季節です。
夏に“副交感神経が働きづらくなる”理由とは?
✅ 暑さにより交感神経が過剰に働き続ける
体温調節・発汗・イライラなどの反応で、
本来ならオフになる夕方以降も交感神経が張り詰めたままに。
✅ 冷房と外気の寒暖差で体温リズムが乱れる
急激な冷えが自律神経を混乱させ、切り替えスイッチがうまく働かなくなる。
✅ 寝不足や情報過多で“脳が休めない”状態に
睡眠の質が下がり、夜になってもリラックスできないまま朝を迎える悪循環に。
こんな症状は“副交感神経の乱れ”のサインかも
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夜になると頭痛・肩こりが悪化する
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食後に強いだるさや眠気が出る
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寝る時間になっても眠れない・興奮している
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夜になると不安・イライラ・孤独感が強くなる
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寝汗・動悸・息苦しさで起きてしまう
これらは、リラックスすべき時間帯に自律神経がオフにならないことによる体のサインです。
今日からできる「夜を整える」セルフケア
▶ “切り替えの儀式”をつくる
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夕食後に照明を落とす・スマホを遠ざける
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湯船に短時間でも浸かり、体温を一度上げてから下げる
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ストレッチ・深呼吸・マインドフルネスなど、“緩める習慣”を作る
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寝る直前に考え事をしない(「明日やる」と決めて寝る)
副交感神経は“ゆっくりした呼吸・安心・ぬるま湯”で活性化されます。
こんな時は内科でのご相談を
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夜の体調不良が1週間以上続く
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朝起きても疲れが取れず、生活に支障がある
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動悸・不安・眠れなさが強くなってきている
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「自律神経の問題かも」と不安に感じている
静岡市の当院では、夏に増える自律神経バランスの乱れによる体調不良にも丁寧に対応しています。
🩺このブログの監修医師
静岡ひかり医院 内科担当医:荻野 修平(おぎの しゅうへい)
生活リズムやストレス、季節要因に起因する“なんとなく不調”に対して、
自律神経の視点も含めた内科的アプローチを行っています。
「病気ではないけどつらい」…そんな時も、気軽にご相談ください。
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