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湿度が高いのに目が乾く?今増えている“梅雨ドライアイ”に注意

[2025.05.27]

はじめに

「最近、目がゴロゴロする」「乾きやすい気がする」
そんな声が、静岡市内でも増えてきています。

「でも今は湿度が高いし、乾燥する季節じゃないはず…」
実はそれ、**“梅雨型ドライアイ”**かもしれません。

意外に思われるかもしれませんが、湿度が高くても目が乾くケースはこの時期に多く見られます。
今回は、なぜ梅雨時期にドライアイが増えるのか、その原因と対策について解説します。

 

湿度が高いのにドライアイが起こる理由

ドライアイの原因は“空気の乾燥”だけではありません。
実際には以下のような涙の量や質の乱れ、まばたきの減少、涙の蒸発が関係しています。

特に梅雨時期は:

  • エアコンの使用による“冷房乾燥”

  • 室内作業の増加(在宅勤務・PC作業)

  • 長時間のマスク着用による**“目の蒸発促進”**

  • 寝不足・自律神経の乱れによる涙腺の不安定化

などが重なり、表面上は湿度が高くても目が乾く環境が出来上がってしまうのです。

 

こんな症状が増えています

  • 目のゴロゴロ感や異物感

  • 視界がかすむ、まぶしい

  • 涙が出るのに乾いた感じがする(質の問題)

  • 午後になると特にしんどい

  • コンタクトが合いにくい

これらはすべて、ドライアイの代表的なサインです。
「乾燥の季節じゃないし…」と見逃しやすい点に注意が必要です。

 

ドライアイのリスクを高める生活環境

  • エアコンの風が直接当たる環境で過ごしている

  • スマホ・PCの画面を見る時間が長い

  • 無意識にまばたきの回数が減っている

  • ストレスや疲れがたまり、睡眠の質が低下している

  • 花粉・黄砂・PM2.5後のアレルギーが続いている

特にこの時期は、**「外はジメジメ」「室内は乾燥&冷え」**という
アンバランスな環境が、目に負担をかけているのが特徴です。

 

梅雨時期におすすめのケア方法

  • エアコンの風が直接目に当たらないようにする

  • 1時間に1回は画面から目を離し、ゆっくりまばたきをする

  • 意識的に睡眠時間と質を確保する(副交感神経を整える)

  • 涙の質を保つためにビタミンA・オメガ3脂肪酸を意識して摂る

  • 眼科で点眼薬やまぶたケアを含めた対応を受ける

一時的な対策では改善しにくい場合もあるため、
「目が乾く日が続く」「症状が強くなってきた」場合は、早めに受診することが重要です。

 

静岡ひかり医院でできるサポート

当院では、以下のような“季節性のドライアイ”にも丁寧に対応しています。

  • ドライアイ検査(涙液分泌量・目の表面チェック)

  • アレルギーやコンタクトによる影響の確認

  • 点眼薬の選定と継続的なケア指導

  • まぶたの清潔ケア(マイボーム腺など)

  • LINEからの予約・相談にも対応

目の乾きが続くと、日常生活のパフォーマンスにも影響します。
早めに相談して、快適な視界を取り戻しましょう。

 

まとめ|“乾燥していない季節”にも、ドライアイは潜んでいます

湿度が高くなってきた今こそ、「目の不調はないか?」と一度立ち止まってみてください。

“目が乾くのは冬だけ”と思い込んでしまうことで、
実際の不調を見逃してしまうケースは少なくありません。

静岡ひかり医院では、季節や生活環境の変化に合わせた目のケアをサポートしています。
お気軽にLINEからご予約・ご相談ください。

 

【担当医紹介】

この記事は、静岡ひかり医院 院長
池原 正康(いけはら まさやす)医師が監修しています。

眼科診療において、ドライアイやアレルギー性結膜炎、
加齢による目のトラブルまで幅広く対応しています。
患者様の見え方や生活背景に合わせた診療を大切にしています。

 

 

▼LINEから予約・相談できます

 

静岡市駿河区/内科・眼科併設/駐車場あり/初診OK・点眼薬相談OK

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