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腸活はダイエットだけじゃない!内科医が教える、腸内環境が全身の健康に与える影響

[2025.10.02]

執筆・監修:荻野 修平(医師)

専門分野:予防医学、栄養学、内科全般

 

腸活は「第二の脳」を育む健康法

「腸活」と聞くと、便秘解消やダイエットをイメージする方が多いかもしれません。 しかし、腸の役割はそれだけではありません。腸内には約100兆個もの腸内細菌が生息し、免疫力の約7割を司るなど、全身の健康を左右する重要な働きを担っています。

今回は、内科医の視点から、腸内環境が全身の健康に与える影響と、今日からできる効果的な「腸活」について解説します。

 

腸内環境が乱れると、こんな不調が起こる

腸内には、善玉菌、悪玉菌、日和見菌と呼ばれる細菌がバランスを保っています。このバランスが崩れ、悪玉菌が優勢になると、以下のような不調が起こりやすくなります。

  1. 免疫力の低下:

    • 腸内環境の悪化は、免疫細胞の働きを鈍らせ、風邪などの感染症にかかりやすくなります。

  2. 肌荒れやアレルギー:

    • 悪玉菌が作り出す有害物質が、肌のトラブルやアレルギー症状を引き起こすことがあります。

  3. 生活習慣病のリスク増:

    • 腸内環境の乱れは、肥満、糖尿病、高血圧などの生活習慣病とも関連が深いことが分かってきました。

 

内科医が教える!全身の健康を育む腸活3つの習慣

健康な腸を育むためには、日々の食事が最も重要です。

  1. 善玉菌を「補う」:

    • ポイント: ヨーグルト、納豆、味噌などの発酵食品を積極的に摂り、腸内の善玉菌を直接増やしましょう。

  2. 善玉菌の「エサ」を与える:

  3. 規則正しい食生活を心がける:

    • ポイント: 毎日決まった時間にバランスの良い食事を摂ることで、腸のリズムも安定します。

 

静岡ひかり医院からのメッセージ

腸内環境を整えることは、単なるダイエットだけでなく、免疫力を高め、病気になりにくい体をつくる予防医学の第一歩です。日々の食事に少し気を配るだけで、あなたの健康は大きく変わります。

もし、体調不良や食生活についてお悩みでしたら、自己判断せずにご相談ください。

 

静岡ひかり医院について

静岡ひかり医院は、内科医が生活習慣病の予防と管理を、眼科専門医が目の健康をサポートするクリニックです。

 

【参考資料】

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